海外通販の関税とは?
海外から商品を購入して日本に輸入する際、一定の金額を超えると「関税」と「消費税」が課せられます。国内通販では発生しないコストのため、海外通販を始めたばかりの方には馴染みが薄いかもしれません。この記事では関税の仕組み・計算方法・支払いタイミングをわかりやすく解説します。
関税が発生する条件
課税価格の基準
日本への輸入品は、課税価格が1万円以下の場合は原則として関税・消費税が免除されます(少額免税制度)。課税価格は商品の購入金額をもとに算出され、送料や保険料を含む場合もあります。ただし、1万円を少し超える程度であれば実際の関税額は数百円程度のケースが多いです。
商品カテゴリによって税率が異なる
関税率は商品のカテゴリによって異なります。衣類・バッグ・靴などファッションアイテムの場合、関税率は概ね以下のとおりです。
- 衣類:10〜13%程度
- バッグ・財布:10%程度
- 靴・スニーカー:30%程度
- アクセサリー:無税〜5%程度
これに加えて消費税(10%)も課せられるため、特に靴・スニーカーは関税の影響が大きくなります。
関税の計算方法
計算の基本式
関税額は「課税価格 × 関税率」で計算されます。さらに(課税価格 + 関税額)に対して消費税10%が加算されます。たとえば課税価格3万円のスニーカー(関税率30%)を購入した場合、関税は9,000円、消費税は3,900円となり、合計12,900円の追加費用が発生します。
ただし実際の計算は税関が行うため、自分で正確に計算する必要はありません。あくまで目安として把握しておく程度で大丈夫です。
DDPとDDUの違い
DDP(関税込み)
DDP(Delivered Duty Paid)は、関税・輸入税が表示価格に含まれている方式です。届いてから追加費用が発生しないため、予算の見通しが立てやすく、初心者の方に特におすすめです。FARFETCH・MYTHERESA・LUISAVIAROMAなど多くの主要サイトがDDPを採用しています。
DDU(関税別途)
DDU(Delivered Duty Unpaid)は、関税・輸入税が表示価格に含まれていない方式です。商品が日本に到着した際に配達業者から関税の支払いを求められます。SHOPBOPなど一部のサイトがこの方式を採用しています。
関税の支払いタイミング
DDU方式の場合、商品が日本の税関を通過した後、配達業者(DHLやFedExなど)から関税の支払い通知が届きます。多くの場合、配達時に現金またはクレジットカードで支払うか、事前にオンラインで支払う方法が案内されます。支払いを完了しないと商品を受け取れないため、注意が必要です。
まとめ
関税は海外通販特有のコストですが、仕組みを理解すれば難しくありません。初めての海外通販であれば、関税込み(DDP)のサイトを選ぶことで余計な心配をせずに購入できます。ShipToJPで紹介しているショップは関税対応状況も掲載していますので、ぜひ参考にしてください。